第19 回⽇韓中三カ国環境研究機関⻑会合(TPM 19)の結果について(お知らせ)
(筑波研究学園都市記者会、環境省記者クラブ、環境記者会同時配付)
TPM19 開催概要
開催⽇:2022 年11 ⽉24 ⽇(⽊)
開催⽅法:オンライン
参加者:国⽴環境研究所、国⽴環境科学院、中国環境科学研究院の機関⻑及び研究者等
三機関の代表者
⽇本 国⽴環境研究所(NIES) 理事⻑ ⽊本 昌秀
韓国 国⽴環境科学院(NIER) 院⻑ KIM Dong Jin
中国 中国環境科学研究院(CRAES) 院⻑ 李 海⽣(LI Haisheng)
会合の概要
TPM 19 本会議では、研究活動についての情報交換、三機関の協⼒関係を推進する⽅策などを話し合い、共同声明としてとりまとめました。共同声明のポイントは次のとおりです。
(1)TPM18 に引き続き、TPM 19 もオンライン開催という形になりましたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が収束しない状況においても、各機関の研究活動は順調に進められていることが確認されました。
(2)「潜在的協⼒研究分野(Potential Research Area: PRA)」とされる⼤気、⽔、気候変動、環境保健の4 分野の各代表機関の担当研究者が、各PRA 内での事前の情報交換に基づいて、三機関における研究の近況や進捗状況につき報告を⾏いました。
(3)気候変動は三機関ともに⾮常に関⼼の⾼い分野であり、各機関の研究グループが交流を深め、⼆酸化炭素排出の観測や、モデリング、適応に係る協⼒体制を強化することに期待が寄せられました。
(4)新技術に基づいた⼤気観測に関するパラレルワークショップでは、各機関2 名の⼤気分野研究者により発表が⾏われました。⼤気汚染は国レベルではなく、北東アジア地域全体の問題であることから、三機関のより具体的な協⼒の可能性を議論しました。
その他
2023 年に第20 回会合を国⽴環境研究所主催で開催することが合意されました。開催⽅式を含め、詳細は確定次第改めてお知らせします。
問合せ先
国⽴研究開発法⼈国⽴環境研究所 企画部国際室(担当:蛯江)
Email: tpm(末尾に@nies.go.jp をつけてください)
【報道に関する問い合わせ】
国⽴研究開発法⼈国⽴環境研究所 企画部広報室
kouhou0(末尾に@nies.go.jp をつけてください)