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GOSAT等を応用した南アジア域におけるメタンの放出量推定の精緻化と削減手法の評価(平成 29年度)
Improvement of Methane Emission Estimate from South Asia using GOSAT and Development of an Emission Mitigation Proposal

予算区分
BA 環境-推進費(委託費) 2-1502-2
研究課題コード
1517BA002
開始/終了年度
2015~2017年
キーワード(日本語)
大気メタン,温室効果ガスモニタリング
キーワード(英語)
atmospheric methane,GHG monitoring

研究概要

本研究では、インドとバングラデシュにおいて、大気メタン濃度およびメタンフラックスの観測を行い、そのデータを温室効果ガス観測技術衛星(GOSAT)の観測データと共に大気輸送モデルに投入してインバース解析を行うことにより、これまで十分でなかった南アジア地域からのメタン発生量推定の精緻化を行うことをまず目標とする。その結果に基づき、水田メタン発生削減策を複数提示し、大気科学的知見から削減策の定量的評価を行う。

研究の性格

  • 主たるもの:モニタリング・研究基盤整備
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

バングラデシュ・コミラ、インド・ナイニタールの大気サンプリングならびにメタン濃度分析を継続するとともに、インド水田地帯での大気サンプリングを行い、そのデータを他のサブテーマに提供する。

今年度の研究概要

引き続き、コミラ、ナイニタール、インド水田地帯において大気サンプリングならびにメタン濃度分析を行い、そのデータを他のサブテーマに提供する。

外部との連携

奈良女子大学(研究代表者)、国立研究開発法人農業環境技術研究所、千葉大学、東京学芸大学、国立研究開発法人海洋研究開発機構

課題代表者

寺尾 有希夫

  • 地球システム領域
    物質循環観測研究室
  • 主任研究員
  • 博士(理学)
  • 地学,理学
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